ななさいの備忘録

備忘録がわりです

NeosVRでのプライベートワールドの建て方、ミラーの出し方。

最近、新しいワールドが立ったなぁって思って 様子確認しに行ったら、プライベートで建てたかったみたいな挙動をする人が結構いました。

NeosVRのUIは 複雑なところが多いので プライベートワールドの建て方について簡単に画像で解説します。

JPチュートリアルワールドを建てる場合

ダッシュメニューのワールドタブから 検索等を用いてJPチュートリアルを選択する。 2 右上に 地球みたいなマークが出るので それを押す。

f:id:ChameleonO2:20210918154819j:plain
ダッシュメニュー(黒いやつ)のワールドタブを開く

f:id:ChameleonO2:20210918155211j:plain
現在立っているセッションと新規セッションボタンが出てくる

3 新規セッションを選択する。 f:id:ChameleonO2:20210918155517j:plain

4 設定を変更してセッションを開始を選ぶ。 f:id:ChameleonO2:20210918155557j:plain

5 プライベート(招待のみ)を選択して セッションを開始をクリック。 f:id:ChameleonO2:20210918155612j:plain

ミラーの出し方。

1 インベントリーからNeos Essentialsを開く

f:id:ChameleonO2:20210918155758j:plain

2 Mirrorを開く

f:id:ChameleonO2:20210918155906j:plain

3 出したいミラーをダブルクリック。(一番右が多分一番使いやすい

f:id:ChameleonO2:20210918155920j:plain

f:id:ChameleonO2:20210918160015j:plain

以上

わからん場合

ChameleonO2にNeosでフレンド飛ばしてくれたら教えます。 twitter.com

あとはpublicで立っているJPチュートリアルにいる人に聞けば、ほぼほぼ確実に教えてくれます。

NeosVR初心者のNeosVR初心者によるNeosVR初心者のための記事

この記事は「NeosVR Advent Calendar 2020」の14日目です。

はじめまして!

二酸化カメレオン(ChameleonO2)と申します!Neos始めてだいたい1ヵ月になります。
ハンネは長いので適当に略して呼んでいただいて大丈夫です!
(いっつもこれを言うタイミングを失ってる)*1

んで本題

わたくし、恥ずかしながらNeos始めて一週間ぐらいの間、
正規のフレンドの送り方を知りませんでした

(だってみんな名刺渡してきたり先にフレンド送ってくれたりするんですもん)

そんなわけで、初心者案内だけでは中々気付けないであろう内容をまとめていきたいと思います。

フレンドの送り方(おそらく本来のセオリー)

ユーザーの名前にレーザーを当ててカーソルを引きましょう。
フレンド依頼が送れます!すごい!
いや、まじでしらんかったんやで・・・

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ユーザー名にカーソルを合わせる

インベントリーアイコンの話

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インベントリー右上のアイコン
いや、アイコンだけやとマジで何なのかわからんってやつ多すぎない?

私の知ってる範囲でのアイコンの機能を共有していきます!
(割と早めに改善されるかもしれないししばらく改善されないかもしれない)

f:id:ChameleonO2:20201213163528p:plain:w50オブジェクトの保存/フォルダ作成

物を持ってる場合はオブジェクトの保存。何も持っていないときはフォルダ作成ですね。
フォルダ作成してない人は早めに作って整理できるようにしましょう・・・。私はもう悲惨な状態です。

f:id:ChameleonO2:20201213163851p:plain:w50 着用しているアバターの保存

現在着用しているアバターを保存することができます。

f:id:ChameleonO2:20201213163818p:plain:w50 インベントリーの削除

二回クリックで選択しているものを削除できます。

f:id:ChameleonO2:20201213164348p:plain:w50 フォルダーのシェア

アイコン通りのメールを送る機能ではありません

フォルダを選択している状態で押すと 自分のフォルダや人から貰ったシェアフォルダを ほかの人にシェアすることが出来ます。

f:id:ChameleonO2:20201213164743j:plain
押すとこんな感じでシェアされる

f:id:ChameleonO2:20201213165146p:plain:w50 シェアの取り消し

先ほどのアイコンで共有したものの共有を取り消すことが出来ます。

追記:色々調べてたら、これだけで記事が一つ書けそうな沼でした。
まだ、カレンダーに空きがあるので、検証してそちらで書こうと思います。
なんか、オブジェクトの同期にものすごく時間がかかる場合があるらしく恐らくそれが原因です。

f:id:ChameleonO2:20201213165433p:plain:w50 グループ共有のインベントリにアクセスするやつ。

正式名称忘れましたが、グループに入っていると 保存等もできる共有フォルダにアクセスできるようになります。

感覚的にはインベントリーの階層より一つ上に移動する感じ。..

f:id:ChameleonO2:20201213170105p:plain:w50 ファセット用のオブジェクトをスポーンさせるやつ

ファセットとは ダッシュメニュー*2をカスタムするためのオブジェクトです。
このボタンはダッシュメニューをカスタムする際に使用します。
カスタム方法については後述

インスペクターの話

これにもアイコンだけの存在がたくさんありますね。

f:id:ChameleonO2:20201214115618p:plain
Inspector

f:id:ChameleonO2:20201214115710p:plain:w50 閉じる。

閉じる。

f:id:ChameleonO2:20201214115751p:plain:w50 ピン

自分とインスペクターの相対位置が固定されます。
移動してもくっついてくるので、デカいものを確認しながら弄るときなどは便利です。

f:id:ChameleonO2:20201214120023p:plain:w50 ヘルプ

インスペクターの使い方が英語で記述されてたものが出てきます。
インベントリーでもレガシー*3で開けば出てくるんですけどあまりアテになりません。

f:id:ChameleonO2:20201214120320p:plain:w50 いい感じのrootに移動

いい感じのルートに移動してくれます。アバターの設定するときなどに便利です。

f:id:ChameleonO2:20201214120551p:plain:w50 一つ上の階層に移動

一つ上の階層に移動することが出来ます。

f:id:ChameleonO2:20201214120624p:plain:w50 選択している階層を起点にする。

選択している階層をインスペクターの起点に設定します。
階層深く潜ってインスペクターが見づらくなった時に使用したりします。

f:id:ChameleonO2:20201214120757p:plain:w50 親オブジェクトの生成

選択しているオブジェクトの上に空の親オブジェクトを生成します。
これを知るまで私はわざわざ空オブジェクト生成して その中に手で突っ込んでいました・・・。

f:id:ChameleonO2:20201214120925p:plain:w50 子オブジェクトの生成

さっきのやつとは逆に子のオブジェクトを生成します。
logixの格納先を作るときとかに使います。

f:id:ChameleonO2:20201214121107p:plain:w50 オブジェクトの複製

同じ階層にオブジェクトを複製します。

f:id:ChameleonO2:20201214121158p:plain:w50 f:id:ChameleonO2:20201214124158p:plain:w50 削除

どちらも削除ですが、ピンクは削除イベントが実行されてから削除され、
赤は削除イベントを発生させずに削除します。

具体例:

削除されると爆発するコンポーネントがあります。
前者はそれが実行されて、後者はそれが実行されないという動作の違いがあります。
基本的には前者で消す方が平和らしい?

メニューのカスタマイズ

ファセットのアイコンの話をしたので、この話もします。

メニュー開いてる状態で 左手でメニューボタン長押し、
右手でメニューダブルクリックでメニューの変更ができるようになります。

f:id:ChameleonO2:20201213171423j:plain
既にいろいろついててすまん

カメラの話

デフォルトカメラの画面、沢山設定項目があるので覗いてみてください
(機能説明は省略) f:id:ChameleonO2:20201213171833p:plain

カメラの呼吸 弐ノ型 指写真 (一応流行りにのっかる)

そもそも、カメラ出さずとも指の形だけで写真が撮れます。

但し、慣れるまでは割と時間かかります(個人差あり)

右手トリガーで 即時撮影、左手でセルフタイマー(10s)です。

f:id:ChameleonO2:20201213172113j:plain
割とシビアで習得が難しかったり・・・

外部ファイル周りの話

ファイルインポート

ファイルブラウザからアクセスしても良いですが、たまに固まって何もできなくなります。
インポートしたいファイルをPC上のNeosのウィンドウにドラッグアンドドロップしてやればインポートできます。

ファイルエクスポート

物を持っている状態で ファイルブラウザを開き、f:id:ChameleonO2:20201213163528p:plain:w25を押すとできます。

パーミッション

パーミッション下さい。パーミッション

これ言われたらここを弄りましょう*4

f:id:ChameleonO2:20201214130556p:plain
セッションタブにあります。

とりあえず終わり

他にもいろいろあるような気がしますが、忘れました・・・。また、追記しようと思います。

あと、「間違ってるで、これ」とか「これも書いた方がええんちゃう?」ってのがあれば二酸化カメレオン (@ChameleonO2) | Twitterまでよろしくお願いします。

謝辞

Neosの皆さん、いつもいろいろ教えてくれてありがとうございます!

以上!

*1:「ニカメ」、「カメさん」とかが多いですかね

*2:正式名称忘れたけど ホームとかインベントリーとかあるあのメニュー

*3:レガシーはグリップしながらインベントリーを開けば出てきたはず

*4:自己判断のもとで

モノづくりVRSNS NEOSVR

この記事は大阪工業大学 Advent Calendar 2020の7日目の記事です。 adventar.org

今年もVR関係の記事を書きたいと思います。 今回紹介するのはエンジニアやクリエイター向けなVRSNSです。

NeosVR

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去年はVRSNSの代表とも言える「VRCHAT」を紹介しました。 nanasai.hatenablog.jp

VRChatは交流や可愛さに重きを置いた存在でしたが、今回紹介する「NeosVR」は創造に重きを置いたVRSNSとなっています。

それ故にVR空間内で完結する作業が多く、よりVR空間に没入することが出来ます。

(そういえば最近うちの大学の某教授もNeosVRについて話題にあげていましたね)

なにができるのか?

わたしにもわからん・・・。

出来ることが多すぎます。

ワールドに存在する様々なものに干渉することが出来るのでVR空間内でゲームを作ったりできます。

思い付きで突発的に何かを改変したりすることもできます。

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チェス盤の駒になったり・・・

サポート/自動点数計算付きの 麻雀卓なども最近作られました。

ほかにも、最近の流行りは薬の開発で、注射器を人にさして他のワールドに飛ばしたりする薬ができたりしましたね・・・。

どうやって作るの?

Neos内にはUnityのコンポ―ネントのようなものや、ノードプログラミングが出来るLogixと呼ばれるものが存在します。

それらを組み合わせてオブジェクトに組み込むことで様々な動作を可能にします。

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ノードプログラミング

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ニコ生コメビュを作っている様子

それらを組み合わせること様々なことが可能になり、 挙句の果てには麻雀の点数計算まで可能になります。 f:id:ChameleonO2:20201207183043j:plain

VR空間でワイワイしながら 何かを作る行為は中々楽しいものがあります。

しかし、まだまだ人口が少なく*1、そのためコンテンツが少ないです。 なので、どんどん人が来て色んなものを作ってほしいと思っています。

少しでも興味を持ったのなら是非この世界に来てください。 (とりあえずJPチュートリアルワールドに誰でも入れる状態でセッションを建てましょう)

以上! f:id:ChameleonO2:20201207181208j:plain

*1:全世界同時ログイン数100人程度

アバター3.0 表情プリセットの変え方

前程知識

  • FXレイヤーで表情設定ができること
  • ExpressionMenuの設定ができること(一応簡単に説明します)

方法

1. ハンドレイヤ―の複製

まずは左手から

表情設定はおそらく基本的な状態だと下記画像のようになっていると思います。

f:id:ChameleonO2:20200814140848p:plain
FXレイヤー Left Hand

このレイヤー複製します。

詳細手順

  1. レイヤ―の右上らへんにある[+]ボタンでレイヤーを新規作成し、名称を分かりやすい名前に変更する。
  2. LeftHandの中身を全選択してCtrl-Cでコピーして新規作成したレイヤーに張り付ける。
  3. Idleを[右クリック]して[Set as Layer Default State]を選択。

f:id:ChameleonO2:20200814141916p:plain
複製したレイヤー

複製したレイヤーのWeightを0にします(デフォルトで0になっていると思いますが)。

f:id:ChameleonO2:20200814141810p:plain
Hand1レイヤーのウェイト

右手も同様にします。(画像省略)

レイヤーの順番は下記のようにします。(順番はleftの下にRightがあれば問題ありません。)

f:id:ChameleonO2:20200814150510p:plain
レイヤーの順番

2. 状態遷移の設定

2.1 Stateの作成・設定

新しいレイヤーを作ります。名称は任意ですが、今回は「FaceControl」とします。 「FaceControl」レイヤーのWeightを1にします(アニメーションが絡まないので必要なさそうですが念のため)。

f:id:ChameleonO2:20200814142942p:plain
FaceControl Weight

レイヤー内の濃い灰色部分で[右クリック]→[Create State]→[Empty]でStateを2つ作成します。

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Stateを用意する。

名称は同じく任意です今回はStateの名称を「Face0」「Face1」とします。

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State

「Face0」を選択し、[Inspector]から[Add Behaviour]→[VRCAnimatorLayerControl]を選択します。

f:id:ChameleonO2:20200814144939p:plain
VRCAnimatorLayerControl

これを合計2つ選択用意して下記のように設定します。

f:id:ChameleonO2:20200814150732p:plain
Face0の設定

次に「Face1」を選択し、同様に[VRCAnimatorLayerControl]を二つ用意して下記のように設定します。

f:id:ChameleonO2:20200814151134p:plain
Face1の設定

これは「Face0」状態の時は「LeftHand1」と「RightHand1」のWeightが0になるようにしています。

逆に「Face1」状態の時は「LeftHand1」と「RightHand1」のWeightが1になるように設定しています。

2.2 パラメータの作成

Animatorのパラメータを新たに作成します。

Layersの隣にある[Parameters]を選択後、プラスボタンで新たな変数を作成します。作成するときは[Int]を選択します。

変数の名前はもちろん任意です。今回は「FaceToggle」としました。初期値は0です。

f:id:ChameleonO2:20200814151827p:plain
パラメータの作成

2.2 条件の設定

Layersタブに戻り、先ほど作成した「Face0」と「Face1」に状態遷移するための設定を行います。

「Any State」を[右クリック]して [Make Transition]を選択します。

f:id:ChameleonO2:20200814152404p:plain
Make Transition

そうすると線が伸びるので「Face0」に伸ばしてやります。

同様に「Face1」にも伸ばして下記画像のようにします。

f:id:ChameleonO2:20200814152520p:plain
状態遷移設定

次に 「Face0」に伸びている線を選択します。

[Inspector]から「List is Empty」と書かれた項目の[+]を選択します。

f:id:ChameleonO2:20200814152822p:plain
条件のInspectorの設定

下記のように項目を設定します。

f:id:ChameleonO2:20200814153052p:plain

次に 「Face1」に伸びている線についても同様に条件を追加して下記のように設定します。

f:id:ChameleonO2:20200814153139p:plain

つまり、「FaceToggle」の値が0の時は「Face0」に、1の時は「Face1」に遷移するように設定しました。

ExpressionMenuの設定

ここはある程度端折って説明します。

任意のディレクトリでExpressionMenuとParameterを作成します(すでに用意している場合はそれを使用して構いません)。

f:id:ChameleonO2:20200814153516p:plain

Parametersの設定に先ほどAnimatorで設定した変数名と同じ変数を用意してやります。 f:id:ChameleonO2:20200814153649p:plain

ExpressionMenuでは[Add Control]から「Type」を[Toggle]、「Parameter」を[FaceToggle]、「Value」を1にします。

あとはアバターの設定に組み込んで作業完了です。

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VMTとARCoreでAndroidスマホをトラッカーにした話

急ぎで書いたので校閲できてない。汚いのであとで書き直す。

VMTは凄いよって話

Segmentation Faultさん(@Seg_Fauil)がVirtualMotionTrackerという素晴らしいソフトウェアを公開してくださいました。

github.com

これによって気軽に自作デバイスをトラッカーにすることが出来るようになりました。 折角なので私も何か作ろうということで 全然手に入らないViveトラッカーの代わりを自作しようと踏み切ったわけです。

幸い手元にあるAndroid端末(Xperia XZ3)がARCoreに対応してましたので適当に実装してみることにしました。 (手探りで実装したため公開するのが恥ずかしい実装になりました。)

やったこと

AndroidVRTracker

github.com

使い方

VMTの環境を整える。

腰にスマホを張り付ける準備をする←重要

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腰トラ?

タイトル画面

1 上にPCのIPアドレスを入れる。

2 下にVMTのトラッカIDを入れる。

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タイトル画面

3 SteamVR上の原点に立つ(やや後ろ)

4トラッキングスタート ボタンを押してすぐに腰の位置にスマホを掲げる

↑ これをしないと原点がズレる(まぁあとから一応補正できますが・・・)

ラッキング

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ラッキング画面

リセットボタンを押すとトラッカーが原点に戻る。←回転もリセットされる。

Leftボタンを押すとトラッカーが1cm左に動く。Rightボタンを押すと右に動く Backは後ろに、Frontは前に動く。 プラスボタンは腰の位置が下がる。マイナスボタンは上がる(これは要修正

技術的な話

実装はめちゃくちゃ簡単です。(数行しか書いていないレベル)

ARCore Unity SDK

github.com

ARプログラミング自体、大昔に少し触った程度なので正直初見もいいいところですが、本当に簡単に基本機能をつかうことができました。

最初のシーンにあるカメラを削除し、 ARCoreDeviseをシーン放り込むだけです。

f:id:ChameleonO2:20200712212110p:plain
ARCoreDevice

ARCoreのカメラの座標はこれだけでいいらしい。

Frame.Pose.position.x
Frame.Pose.position.y
Frame.Pose.position.z
Frame.Pose.rotation.x
Frame.Pose.rotation.y
Frame.Pose.rotation.z
Frame.Pose.rotation.w

あとはこれを腰の位置に補正してやって OSCプロトコルでPCに送信してあげる。

uOSCで送信

github.com

ARCore Unity SDKが素直にビルドできるなら1時間かからずできると思う。

私はUnity上でプログラミングしたことがなかったのでそこらへんも四苦八苦したので時間かかりましたが・・・。

工大生にVRChatの良さを伝えたかった

この記事は大阪工業大学 Advent Calendar 2019 - Adventarの2日目の記事です.

adventar.org

間に合った・・・

一応 自己紹介

お前のことなぞ知っているって人は飛ばしちゃってください

はじめましての方ははじめまして.OITのOBの二酸化カメレオンです.今は他の大学で2年目の入院生活を過ごしています. twitter.com

以上,自己紹介終わり!


まえがき

 もう12月ってまじっすか・・・.さて,今回はVRChatの紹介です.

当初は技術者サイドからVRChatにアプローチしてなにができるかっていう内容にしようと思ってたんですが,そもそもVRChat知らなかったら意味なくない?ってなりましたので内容を全面改稿です(12月2日現在).

VRChat とは

名前だけは聞いたことあるよっていう人は結構いると思います.その名の通り,VR上でアバターをまとってお話をするChatサービスですが,会話以外にも多くの見どころがありますのでそういったところを今回は紹介出来たらいいなぁと思います.

動作環境(ざっくり)

まず,VR機器もってないといけないのではと思われるかもしれませんが,VRChatはVR機器が無くても遊べます*1.もちろん動作に制限はつきますが・・・.ですので,VR機器もってないから関係ないよって記事を読むのをやめずに読んでいただければと思います. しかし,所謂ゲーミングPCでないと全体として動作は厳しいかもしれません.PUBGとかが気軽に遊べるPCなら少し安心できます.詳しいスペックはググってくだち.

VRChatの魅力

やはり,VRChatの魅力は可愛いアバターと種類の豊富なワールドにあると思います.今回はこの二点について簡単に書いていきます.

アバターについて

VRChatにはパブリックアバターと呼ばれる誰でも自由に使用できるアバターが存在し,VRChatを始めた人はまず初めにそのアバターを使うことになります. パブリックアバターには公式が用意しているものや,ユーザーがアバターワールドと呼ばれる場所で配布しているものがあります.自分の気に入るパブリックアバターを探すことがVRChatを始めてすぐにやることになりますかね.

これはユーザー配布のパブリックアバターの量産型猫魔人. 可愛いですね.

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量産型猫魔人

そして,パブリックアバターがあるならプライベートもあるわけですが,こちらはユーザが自作したもの購入したものをVRChatにアップロードして使用します.

下記の画像は私が普段使用しているプライベートアバターでVRoidStudio*2Blender*3を組み合わせて作りました.

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自撮り

また,下記の同人販売サイトのBOOTH*4でもアバターが販売されており,クオリティの高いアバターが破格の値段で手に入ります(相場はだいたい3000円~5000円ぐらい).

下記の画像はVRChatで頻繁に見かけるミーシェちゃん*5

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ミーシェちゃん

そして,和服の袖がめっちゃ揺れて可愛いリンカちゃん*6

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リンカちゃん

もちろん,紹介したアバター以外に様々なアバターが存在し,さらに購入したアバターを改変することでユーザごとに個性を出すことが可能です.*7


ワールドについて

VRChatでは様々なワールドが日々アップロードされており,ユーザはこれらのワールドに自由に入ることができます*8

ユーザは先に紹介したアバターを身にまとい,これらのワールドをめぐることによってVRChatを楽しむことになります.

沢山載せたいワールドの写真があるのですが,あまりにも多すぎるので今回はその中でも特に凄い バーチャルマーケット3*9のワールドの写真を紹介します.

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Vket3 Neo渋谷(night)

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Vket3 九龍帝国欠番街のブース

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Vket3 仮想工廠

作りこまれたワールドは仮想世界がまさにここにあるという感動を持たせてくれます.

また,ワールドの中には謎解き・ボードゲームFPSのようなシューティングゲームなど様々なゲームを楽しむことのできるワールドもあります

そしてこれらの製作にはユーザが携わっているというのが最大のポイントだと思います.


ユーザが簡単にクリエイターに

 先ほども述べたようにこれらのコンテンツはほぼすべてがVRChatを利用しているユーザがアップロードしたコンテンツです.そしてVRChatでは比較的簡単に作品をアップロードする側の人間になることができます.

コンテンツの制作側に回りやすいというのはVRChatの大きな魅力だと私は思います.さらに,アップロードした作品に対してすぐに感想をもらえるということも非常に良い環境であると言えます.

まとめ

VRChatは簡単にクリエイター側になれる良い場だと思います.私は昔,3Dモデリングを趣味として少しやっていましたが,特にどこに出すわけでもなかったために長続きしませんでした.しかし,VRChatを始めたことをきっかけで3Dモデリングを再開しました.こういった作品を出す場があるというのは大変良いことです.

もちろん,VRChatのメインであるChatという部分も大変魅力的です.とくに海外の人と簡単に接することができるのはうれしいです.私は英語があまり得意ではありませんが,VRChat内では何故か日本語を話すことのできる外国人が多いので会話に苦労することはあまりありません. 私の場合はVR機器を付けているのでボディランゲージも使用することでコミュニケーションをとったこともあります.コミュニケーションの取り方も様々で,終始無言でもコミュニケーションをとれないことはありません.

もし,気になった方は私のTwitterの方に連絡をくれればVRChatを案内するので気軽に声をかけてください.

まぁ最大の魅力は可愛いアバターがたくさんいることだと思います.

ケモミミの女の子アバターの人が多いよ

以上,OITアドベントカレンダー2日目の記事でした.急ぎで書いたのでグダグダになっているところもあるかもしれませんが堪忍して

おまけ

インストールとかアカウントとか

ググれば出てくるので飛ばしましたが一応

インストール

インストールはSteamからできます.便利ですね,Steam.

store.steampowered.com

アカウント

VRChatはSteamアカウントでログインすることも可能ですが,アカウントはVRChat側で作成することを強くお勧めします.なぜなら,VRChatには荒らし対策としてユーザランクが存在し,これを上げるためにVRChatアカウントが必要になるからです.

*1:VRChatでは非VRユーザのことをデスクトップと呼称しますと呼んだりします

*2:https://vroid.com/studio

*3:無料の3Dモデリングソフト

*4:https://booth.pm/ja

*5:https://booth.pm/ja/items/1256087

*6:https://booth.pm/ja/items/1208550

*7:改変は利用規約に基づいて行ってくだしあ

*8:一部,プライベートワールドという例外はあります

*9:9月末に開催されたVRChat版のコミケみたいなもの.どちらかといえばワンフェスに近い

VR 始めました "oculus rift s レビュー編"

nanasai.hatenablog.jp

これの続き,レビュー編です.

購入を迷ってる人向けに書こうと思います.

購入を迷う人が気になるであろう点はおそらく

  • 今のPCスペックで足りるのか
  • どれぐらいスペースがいるのか
  • ケーブルの取り回し,どうしたらええんや
  • 眼鏡かけてるんやけど・・・
  • 外部センサーを使わないインサイドアウト方式だけどまともに機能するの?

って感じですかね.(てか,私が購入する前に気になったことですね)

もし,ほかに気になることがあれば,Twitterかコメントで言っていただければ答えます.

私の環境での使い心地


PCスペック

Oculusが出している推奨スペックよりCPUがやや上回ってる程度ですね.

遊んだゲーム(遊ぼうとしたゲーム)
  • BeatSaber

store.steampowered.com

VR音ゲーの代表作ですね.私はOculusのストアで買いました.

動作は良好で今のところ特に問題ありません.(MODで曲は追加したけど,アバター追加はまだしてない)


store.steampowered.com

ホロかわいいよホロ.

動作は余裕.かわいい.


  • Project CARS 2

store.steampowered.com

レースシミュレータ.

動作は良好.ただ,酔わないように設定いじるのが大変でした.


  • EVESPACE

store.steampowered.com

VR対応のスペースコンバットシューティングゲーム

無理.グラフィック設定下げるところまでたどり着けないぐらいには重い.


  • Derail Valley

store.steampowered.com

機関車のシミュレータ.

動作はやや厳しい. 最低までグラフィックを落として動作させることでプレイ可能だが,途中で一度ホーム画面に戻ったりすると途端に重くなる.また,しばらく遊んでいても重くなる.(正直もう少し軽いと思ってた)

これが限界かと思える感じでした.

プレイスペース

1.6m×1.6mの正方形

真ん中で手を振り回しても物に当たらないぐらいのスペース.

公式ではだいたい2mぐらいあれば良いと言われているが,これぐらいでもまぁ普通に遊べる.

真ん中で手を振り回したときに何かに当たる環境ならやめておいた方がいいと思う.

プレイエリアをパススルー*1とコントローラーを使って指定するのがわりと融通が利いて良い.

ケーブルの取り回し.

たしかケーブルの長さは5m.はじめは上を通してたけど手が引っかかることがあったから下から通すことに.

ディスプレイポートもUSBポートもPCの裏側でアクセスしづらいので延長ケーブルが欲しいところ.(本体側が専用線なのがつらい)

眼鏡

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私の眼鏡はこんな感じでが,特に違和感なくつけたまま使用できました.

また,眼鏡のせいで周りの光が入ってくるということもなかったです.

裸眼でもプレイしてみましたが(左 0.1 右 0.3),頑張れば文字が見える感じにぼやけてました.

センサーについて.

全然問題ない.驚くほどきちんと認識してくれる.

あとパススルーが便利.フルトラッキングを必要とせずにPCでVRを遊びたい人にはお勧めの一品.

総評

私が初めてVRに触れたころ(Oculus DK1)に比べて格段に進化しており,チュートリアルから感動しっぱなしでした.

正直,VRはまだまだかなぁって思ってましたが,そんなことは一切なく大変満足できるものでした.

以上!

PC買い換えようかなぁ・・・.

*1:周りをカメラを通してみる機能